u16suzuの blog

日々学んだことのメモブログです。

so that 構文の4種類の用法

当時、筆者が中学で習った so that 構文は「とても~なので…です」 と1種類だけなので容易に覚えることができました。 しかしながら、仕事で英語に触れる機会が増えてくると、上と似たような so that が出てくる文章ではあるけれども、上の意味で訳すとどうも意味が通らないケースが多いのです。 そこでよくよく調べてみますと、 so that 構文には4種類の用法がありました。

1. 程度・結果(~するほど...だ、とても...なので~だ)

so の後に 形容詞か副詞 がきます。

まずは中学英語で習った so that 構文ですね。

He is so hungry, that he can eat anything.
(彼はなんでも食べられる程空腹だ。)

too~ to... (あまりに~すぎて、... できない) と書き換えさせる問題がよく出題されました。

2. 様態(~するように...)

so の後に 過去分詞 がきます。

This bicycle is so made that it drives speedy.
(この自転車は早く走れるように作られている。)

様態とは聞き慣れない言葉ですが、「物事のありかた。様相」という意味です。

3. 目的(~するために...)

so と that がくっついています。

後節が目的を示す節となっています。

I work so that I earn money for tuition of university.
(私は大学の学費を稼ぐために働いている。)

The Architecture of Open Source Applications (Volume 2): nginx の 14.4. nginx Internals を読んでいて見つけたので訳してみます。

For a directory it would automatically rewrite the URI so that the trailing slash is always there (and then issue an HTTP redirect).
(ディレクトリの場合は、trailing slash を付加するために自動的でURIに変換されます。その後、HTTP リダイレクトが行われます。)

4. 結果(~その結果...)

  1. のパターンに加えてカンマが先頭につきます。
I study hardly, so that I passed the difficult examination. 
(ハードに勉強した。その結果、難しい試験をパスした。)

省略について

so that 構文では、口語では that が, 文語では so が省略されることがよくあるようです。

  • 口語

I study hardly, so I passed the difficult examination.

  • 文語

I study hardly, that I passed the difficult examination.

うーん。口語の方はわかるんですが、文語の方はこの事をわかってないと、なかなか意味を取るのは難しそうですね。 初期に習う単語ほど、色々な語法が多くて混乱の要因になることが多い気がします。

参考にした記事

こちらの記事を参考にさせていただきました。ありがとうございます!